得意先様に対する売掛残高が合わないので何とかしたい
2019/5/1
ジャンル | 法人の会計 |
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事業者規模 | 資本金:100万円超~500万円 従業員数:10~29人 |
ご相談内容
得意先様の入金後の残高に底だまりのように入金できない金額があるが、繰越金額を記載した請求書ではないため、得意先様が債務として全額を認識しているか不明である。
なんとかならないか。
なんとかならないか。
問題・課題の整理
得意先様との認識額が一致していないのは分かっているようでしたが、その金額を把握していませんでした。
まずは、得意先様の経理担当者に連絡して、差異内容を確認することをお勧めしましたが、「いまさら聞けない」との回答でした。
得意先様の債務の認識額を確認する別の方法が必要となりました。
まずは、得意先様の経理担当者に連絡して、差異内容を確認することをお勧めしましたが、「いまさら聞けない」との回答でした。
得意先様の債務の認識額を確認する別の方法が必要となりました。
改善方法のご提示
弊所で提供したのは残高確認書を利用して、得意先様の債務金額を把握するという方法です。
残高確認書は、監査手続の一つで、大手の会社と取引ある会社はなじみのある方法です。一般的な方法ですので、得意先様も不審に思いませんし、逆に管理がしっかりしている会社と誤解?していただけるかもしれません。
残高確認書は、監査手続の一つで、大手の会社と取引ある会社はなじみのある方法です。一般的な方法ですので、得意先様も不審に思いませんし、逆に管理がしっかりしている会社と誤解?していただけるかもしれません。
振り返り
残高確認書により債務金額(こちらの債権金額)を把握することができ、残高を整理することができました。
差異については内容が分かるところは整理しましたが、最終的には損金処理しました。税務署の税務調査も
問題なく終わっています。繰越型の請求書の移行も可能になりました。
差異については内容が分かるところは整理しましたが、最終的には損金処理しました。税務署の税務調査も
問題なく終わっています。繰越型の請求書の移行も可能になりました。
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